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写真で綴る、自然とのふれあい日記
by shirabiso
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火打・妙高(08/7/12-13):1日目

2008/7/12

火打・妙高1日目
火打・妙高(08/7/12-13):1日目_a0094730_16451912.jpg 高山植物の見頃は梅雨時と重なる。天気が心配だったがハクサンコザクラが咲くこの時期を狙って火打・妙高へ出かけてきました。
 笹ヶ峰の登山口から登り始めると、まずはブナ林が迎えてくれます。

火打・妙高(08/7/12-13):1日目_a0094730_16462914.jpg
 途中の樹林帯の中も沢山の高山植物が迎えてくれて、寝不足で辛い体を励ましてくれます。

 これはコミヤマカタバミ
 湿気のあるところに咲く、可憐な花。

火打・妙高(08/7/12-13):1日目_a0094730_16512298.jpg 登り始めて約3時間。ようやく火打山が姿を現します。
 7月といえば下界では夏日が続く暑い時期なのですが、新潟と長野の県境に位置する雪深いこの山の上では、ようやく雪解けが進み花々が咲き始めたところ。標高の高い山では雪解けと同時に花が一斉に咲き始めます。冬から夏へ一気に変化するのが面白い。山の景色も残雪と緑のコントラストがとても美しく、梅雨の合間の晴れに当ればとても気持ちの良い山行になります。今回はちょうどその梅雨の合間に当ったようで、天気は上々。ラッキー!
火打・妙高(08/7/12-13):1日目_a0094730_16581923.jpg

 13時。ようやく高谷池ヒュッテに到着。寝不足と久し振りの重たいザックが体にこたえます。でもこんな素敵な景色が待っていれば疲れも癒されるというものです。

火打・妙高(08/7/12-13):1日目_a0094730_16593860.jpg
 そして今回の本命。ハクサンコザクラです。
 小さな手のひらを広げたような花がとっても愛くるしく見えます。


 さてまずはテントを張らなくてはいけないのですが、本来のテント場はまだ雪が残っている為に、そのちょっと上が臨時のテント場になっています。


火打・妙高(08/7/12-13):1日目_a0094730_17102214.jpg しかしスペースが狭く、我々の大型テントを張るスペースがありません。仕方がないので本来のテント場(雪の上)にテントを張る事に。目の前の高谷池はすっかり雪も無くなり水芭蕉やハクサンコザクラが顔を出しています。遠くにはなだらかな火打山も見れ、ここは本当に美しいテント場です。
 池の反対から見るとこんな感じ。

火打・妙高(08/7/12-13):1日目_a0094730_17111728.jpg
 今日の予定はこれから火打の頂上まで往復。途中には天狗の庭という湿原もあり、とても美しいコースです。
 これがその天狗の庭からの眺めです。
火打・妙高(08/7/12-13):1日目_a0094730_17131641.jpg
 そして、天狗の庭はハクサンコザクラが満開!
 天気も良いし、花も綺麗だし、次回は是非こんなところでの~んびりとしてみたいものです。
火打・妙高(08/7/12-13):1日目_a0094730_1717252.jpg さて、無事火打山も登頂してきて今夜の夕食の支度です。今回はハクサンコザクラ同様、とっても楽しみにしていた『せんべい汁』
 青森の南部せんべいを使った郷土料理。
 材料は4人分目安で、
①鶏肉・・・120g
②干し椎茸・・・適量
③糸こんにゃく・・・1袋
④ごぼう・・・1/2本
⑤にんじん・・・1/2本
⑥しめじ・・・1袋
⑦高野豆腐・・・1個
⑧長ネギ・・・1本
⑨白せんべい(せんべい汁用)・・・6~8枚
⑩だし醤油・・・適量
作り方は簡単。干し椎茸と高野豆腐を水もどししたらコッヘルにお湯を沸かし上記を適当な大きさに切って入れ、だし醤油で味を調え、火が通ったらネギとせんべいを入れ、せんべいが耳たぶぐらいの柔らかさになったら出来上がり。
せんべいがお米の代わりになるので、ごはんがなくても大丈夫なのです。
味はもちろんとっても美味しかったです!なにせ山よりもこれを食べたくて参加したメンバーもいたのですから。。。
by shirabiso | 2008-07-19 17:37 | 山登り・温泉
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