写真で綴る、自然とのふれあい日記
by shirabiso
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聖岳(2010年正月)---3

三日目、今日の予定は聖岳をピストンして、そのまま下山。
朝の天候は上々。まだ風はあるが、視界は随分回復している。

a0094730_2120108.jpg まずは薊畑まで全装備を背負って登り返す。
 昨日のT大ワンゲル隊のトレースが残っていて助かります。
 この薊畑までのちょっとした登りでも、ラッセルとなれば大変な苦労を強いられるところですから。
 登っている途中で背後の上河内岳稜線が赤く染まっています。
 美しい景色にしばし見とれてしまいます。
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 正面には聖岳の雄姿が!
 これまた美しい。 冬の景色って本当に美しいと思います。
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a0094730_21303566.jpg この後、薊畑で荷物をデポし、頂上を目指します。
 冷え込んでいるお陰でダイヤモンドダストを見ることが出来ました。
 写真だと分かりにくいけど、キラキラと綺麗なんです!

 途中の樹林帯、この輝く樹氷とバックの青空は素晴らしいの一言です。
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 先行パーティーがいて、お陰で楽して登ることが出来ます。
 それにしてもいい天気だよなー。まさしく抜けるような青空です。
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 小聖岳からの眺望です。
 さすがに樹林帯を抜けると風が強い。でもここでの風はまだそれ程ではないんですけど、、、
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 この後、頂上目指して登っていったのですが、、、段々と風が強くなり、頂上直下で安全を優先して後標高差100mぐらいってところで下山の決断。
 登頂して戻ってきた先行パーティーに聞いたけど、頂上は立っていられないほどの強風だったとか。メンバーの一人は「行かなければ良かった」と言っていた。
 まー下山の判断は正解ってことですかね。
 風と共に、ガスが掛かってきて、あれほど視界があった聖岳も既に雲の中に。
 天気の変化は急だよなーとつくづく実感いたしました。

 後は長い便ヶ島までの道をひたすら下山し、15時登山口着。

 上河内岳も聖岳も、頂上は登れなかったけれど、でも我々にとってはとても楽しい正月山行でした。

 ただ、あの単独行の青年の行方が心配です。
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by shirabiso | 2010-01-22 22:00 | 山登り・温泉

聖岳(2010年正月)---2

 二日目、今日は2010年の元旦です。
 私達の今日の予定は上河内岳へのピストン。a0094730_121969.jpg
 朝の天気は、昨日よりは大分良さそう。でも風が強い。
 昨日とは違って、聖岳も頂上を残して姿を現しています。

 冬期小屋の外にある寒暖計は相変わらず-14℃です。
a0094730_1264694.jpg 目指す上河内岳から茶臼岳への稜線もマズマズの視界。
 これなら上河内岳まで登れるかなーと思えるんだけど、、、
a0094730_12115077.jpg でもそれは甘い考えで、昨日随分天気が荒れたお陰で、トレースはまったく消えていて、深いラッセルが待っていました。
 浅いところでも膝ラッセルで、ほぼ腿から腰ラッセルで、深いところでは胸ラッセル。体が温まっていいんだけど、、、疲れます!
a0094730_12182319.jpg そもそもそれ程ピークにこだわってはいないので、ワカンは持ってきていない。
 ラッセルを楽しみながら、まっ、行ける所まで。
a0094730_12255328.jpg ふかふか雪を楽しみながら、ノートレースの道を進んでいきます。
 1時間ぐらい登って、と言ってもラッセルの為にほとんど進んでいないんだけど(無雪期なら10分か15分ぐらいかな?)、風も強いし、今日はここまで。と早々に判断。
 どうも天気は悪くなってきているようで、さっきまで見えていた稜線は早くもガスの中。このまま頑張って進んでも、樹林帯を抜けたとたんに強風にさらされる事になりそうだし、、、

 それにしても周囲の樹林は白の世界。寒々としているけど、美しい風景です。 
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 太陽光がガスに当たって虹色に輝いています。
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 風、強そう!
 こんな日は、小屋でぬくぬくと温まってのんびりするのが一番!
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 同宿していたワンゲルパーティーは今日、聖へ向かうと言っていたが、この風の中、どうしているんだろうか?
 勝手な予想としては早々に中止してお昼頃には小屋に戻ってくるかと思っていたのに、、、
 ぬくぬくしながら待っていたが、なかなか戻ってこない。随分頑張っているなーと思っていたら13時過ぎ、ようやく戻ってきた。と、そのとたんにメンバーの中の一人の頬が変色していて、明らかに凍傷を負っているのを発見。ありゃりゃ、頑張りすぎだよなー。その後、他のメンバーも数名凍傷になったことを知ったが、、、
 聞くと頂上まであと150mのところまで行ってきたとか。そりゃー吹きっさらしのあの斜面に長時間いたら、辛いよなー。
 それと、もう一人、小屋に同宿していた単独行の行方が心配。
 今朝ちょっと話をしたのだが、茶臼岳から縦走してきて昨日は一日停滞していたらしい。
 今日は聖沢ルートを下る予定だと言ったので、そのルートはトレースが無くて雪が多いと道に迷いやすいし、迷って沢に下りてしまうと危険だから、視界があるなら聖岳東尾根の冬期ルートがいいんじゃない。と勧めてしまった。その時点で聖沢ルートはノートレースだったし、彼の日程にはまだ余裕があったし、朝の状況では視界もあり聖岳は越えられそうに思えたから。(ワンゲル隊が聖に行く予定だったから、そのトレースも使えるし)
 ワンゲル隊より遅く出て行った彼が、その後どのルートを取ったのかは不明。ワンゲル隊に聞いても他の登山者の事は分からないと言っていたし、、、
 後日、聖岳での遭難事故のニュースを知り、頂上で単独行の男性が遺体で収容された件が、その彼であるような気がして仕方なかった。行程や年齢が似ていたし、もしかして私が余計なアドバイスをしてしまったせいであの悪天候の中、頂上を無理に越えようとしたのではないかと。その彼であったかどうかはいまだに不明。無事下山していてくれる事を願っています。
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by shirabiso | 2010-01-16 13:33 | 山登り・温泉

聖岳(2010年正月)---1

 正月に南アルプスの上河内岳・聖岳へ行ってきました。
 あの遭難事故のあった聖岳です。
 我々はいい正月山行だったんですが、、、

 行程
 12/30 新宿に18時集合。車で便ヶ島登山口まで。24時着。
 12/31 07時20分、便ヶ島発。14時00分、聖平冬季小屋着。
 01/01 07時40分、上河内岳にピストン予定で向かうが、
        ラッセル及び天候不良につき2時間ほどで撤退。
 01/02 06時30分、聖岳に向かう。(頂上ピストン後、便ヶ島へ下山予定)
        薊畑分岐にて荷物をデポ。
       08時30分、小聖岳着。
       09時50分、約2,900m付近て強風の為、撤退。
       15時00分、便ヶ島着

 便ヶ島で仮眠後、07時20分、準備を整え出発。
 天気は曇り。
a0094730_23171820.jpg 約40分の林道歩きで西沢の渡渉点に着く。
 ここは荷物用ゴンドラで一人一人対岸へ移動。一人だと腕力が必要だが、みんなでやればこんなんも結構楽しいものです。

 さてここからが本格的な登り。
 標高差約1,300mをひたすら登り、薊畑から150mほど下って今日の目的地、聖平冬期小屋です。
 危険なところは無いが、ただただ黙々と登るのみ。
 初日って荷物が重たいので、、、この長い登りはきついです。。。

a0094730_23315417.jpg 薊畑の分岐に出たとたん、強烈な風が吹き付けます。
 トレースも無く、無雪期なら小屋までなんでもない道なのに、ルートがよく分からなかったり、下りなのにラッセルだったりと、この間が今日一番大変でした。
 気温もかなり冷え込んでいて、小屋の寒暖計は-14℃でした。(この寒暖計、いつ見ても-14℃だったので、壊れているのかも)
 冬期小屋内は結構広くて、30人ぐらいは余裕で寝れるんじゃないだろうか。
 我々4人のほかには、単独行の方のテント一張とT大ワンゲル8人パーティの二張。
 なかなか快適な冬季小屋でした。
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by shirabiso | 2010-01-12 23:50 | 山登り・温泉

北八ヶ岳 しらびそ小屋~ニュウ(2009年12月)

 12月19・20日で北八ヶ岳、しらびそ小屋へ行ってきました。
 ここ数年、冬になると毎年行っているんだけど、何回行ってもいいところだな~って思います。
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 まだ雪が少ないかなと思っていたのですが、直前になって冬型の天候が強まって、ご覧のようなふ~んわりとした柔らかな雪の中を歩けました。
 で、大好きなしらびそ小屋で、いつものように美味ししコーヒーをストーブの前でいただきました。
 心、温まる~。
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 北八の森は、なんとも言えず、いいんですよね~。
 癒しの森と自分では思っています。
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 テントで泊まった翌日は、中山峠まであがり、ニュウを周って稲子湯に戻ってきました。
 強い寒気のおかげで、と~っても寒かったけど、そのお陰で峠付近の風景は素敵な氷の世界が待っていました。
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 木の幹に冷たい風が吹き付けて、見事な樹氷が出来ていました。
 こっちは神秘的とも言える景色。
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 冬の景色はやっぱり素敵です!
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by shirabiso | 2010-01-03 18:16 | 山登り・温泉